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CURATIONER（キュレイショナー）とは、世の中に散らばった有益な情報を整理し、新たな価値や意味を付与して再構築するという意味を持つCURATION（キュレーション）という⾔葉に、美術館のCURATER（キュレーター）を重ねた造語です。

インターネットの普及やあらゆるSNS が普及された事で、どこでも瞬時に情報を得る事が可能となりました。しかし、そこには情報を得た気分になっているだけで、情報そのものの本質にはたどり着けていないケースが数多く存在し、逆にユーザーの世界を狭くしてしまっているように感じています。写真や映像からでは本当の味や匂い、⼿触り、ぬくもりは分からないように。

やはり⼤切なのは、実際に訪れ、⽬で⾒て、⼿で触れ、⼈と話すことであり、そこで初めて情報の本質にたどり着くことができ、⽣きた情報を得られるのではないでしょうか。そして、そのような⽣きた情報にこそ新たな価値を⾒出すことができ、それらを掛け合わせた時に単なる⾜し算以上のプロダクトが⽣まれると信じています。

時の流れと共に変わるものを受け⼊れて前に進んでいかないといけない時代だからこそ、本当に有益な⽣きた情報を再構築することで、新たに変わらない普遍的なものを⽣み出していきたいという思いがCURATIONER に込められています。